公益財団法人 アイスタイル芸術スポーツ振興財団

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  公式サイトhttps://www.asamicrodance.com/

  ダンサー・振付家。幼少期からストリートダンスを学ぶ。
  創作テーマは「愛と平和と平等性に問いを持つ」
  これらはasamicroの幼少期の不登校経験から家族・生活環境・社会との関わり方に対し、常に壁を感じてきたこと、また社会復帰におけるプロセスで体内時計を整える際に朝食や朝時間が重要であったことから「朝ごはん」や「朝時間」を創作のモチーフとして取り入れながら言葉にできない思いを身体を通して表現をしている。
  また、学んできたHIPHOPダンスの基本姿勢や歴史に自身のルーツに誇りを持ち差別のない世界への訴えとし【愛と平和と平等性】があり、これらはasamicroの生き方や姿勢とリンクし芸術作品として新しいMy HIPHOPスタイルを探求し日々を踊っている。
  
  【略歴】
  石井漠、土方巽国際記念フェスティバル「踊る。秋田」ファイナリスト
  豊岡演劇祭2022フリンジShowcase参加
  STスポット【ラボ20#23】参加アーティスト
  神楽坂セッションハウスDZONE企画　単独公演「Drowning in Breakfast」
  SAI DANCE FESTIVAL 2022 Exhibition公演出演
  Macau CDE(Contemporary Dance Exchange)Springboard 招喚（海外招待作品「egglife」）
  SAI Dnace Festival2021 solo First price 受賞​

助成対象活動名

舞台芸術におけるストリートダンス作品の公演

助成活動の成果

■ダンス公演「Drowning in Breakfast」

舞台芸術におけるストリートダンスの公演を行うという目的の元、【Drowning in Breakfast】という作品タイトルで6月18日にダンス公演を行いました。MTGを行い、4月より約3ヶ月間の稽古をし本番を迎えました。また会場は“神楽坂セッションハウス”というバレエやコンテンポラリーダンス界では所縁深く歴史ある小劇場を選び、劇場の企画枠に応募し、開催が実現しました。作品はHIPHOP、ノイズやテクノ音楽で振付をし舞台美術として４m×４mの布を使用し５名のダンサーで展開いたしました。劇場ではasamicroにとってのグラフィテイでもあるトーストアート をTシャツにしグッズ展開致しました。公演は劇場の企画ルールに従い、２公演を開催し会場集客数は87名、オンライン視聴は28名。合計115名となりました。又、劇作家演出家の平田オリザさんがフェスティバルディレクターを務める豊岡演劇祭2022フリンジshowcase部門にて採択を頂き、作品をブラッシュアップした上で9月15-17日に再演致しました。

演劇祭の項目にナチュラルな形でストリートダンスを落とし込みお客様に鑑賞いただけた事、そして今回の作品内容を知り豊岡演劇祭に初めて足を運んでくださった現地のストリー トダンサーがいた事は色々な人が劇場に足を運ぶ。居場所となる。という意味で一つの成果として受け止めています。

本作品は申請内容でもある【舞台芸術におけるストリートダンス】という形を中心に置き、HIPHOPダンスというものを視覚的要素のみで表現するのではなく、表現せざるおえなかった生活環境や平等に世の中で生きてゆきたいと願う心の声としてasamicro自身の幼少期からのコンプレックスや社会へ出てゆくことへの不安や恐怖も振付とし作品としてメッセージ性を持たせながらHIPHOPの概念を大切に、また再現性のあるストリートダンスを目指し、フィジカルやスピーディーなストリートダンスの要素を取り入れたパフォーマンスを致しました。

対象作品展示情報